7ORDERのジャニーズ退所理由とは?契約問題の真相と全員独立の裏側
かつてジャニーズJr.内で絶大な人気を誇りながら、2018年から2019年にかけてメンバー全員が突如として事務所を去った伝説のグループ「Love-tune(ラブ・トゥーン)」。彼らがその後、誰一人欠けることなく再集結して結成されたのが7ORDER(セブンオーダー)です。
Jr.内の人気ユニットが丸ごと事務所を離脱し、自らの手で新たな看板を掲げて再始動を果たした事例は、当時の男性アイドル界において極めて異例の事態でした。なぜ彼らはデビュー目前と目されながら退所を選んだのか、ファンの間で囁かれ続けた「契約問題」や「干された噂」の真相、そして現在の活動に至るまでの全軌跡を、取材記録と当時の証言から紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:最大の退所理由は、2018年1月に提示された「ジャニーズJr.専属契約書」を巡る方針の違いと契約保留による活動制限。
- 要点2:最年長の安井謙太郎を中心に「7人で同じ夢を追う」強い結束を守るため、全員での独立という前代未聞の決断を下した。
- 要点3:独立後は日本コロムビアからメジャーデビューを果たし、森田美勇人の脱退を経てなお、セルフプロデュース集団として独自のポジションを確立している。
【前代未聞】Love-tune全員退所の衝撃|ジャニーズJr.屈指の人気グループに何が起きたのか
2018年11月30日夜、ジャニーズ公式ファンクラブサイト「Johnny's net」に掲載された一本の告知が、エンタメ界に激震を走らせました。ジャニーズJr.内の実力派ユニットであったLove-tuneメンバー全員の退所が正式に発表されたのです。
当時のLove-tuneは、ダンスパフォーマンスのみならず本格的なバンド演奏もこなすハイブリッドな7人組として頭角を現していました。2017年秋にはZepp DiverCityでの単独公演を成功させ、2018年3月にはジャニーズJr.の単独グループとして異例となる横浜アリーナ単独公演を即完売させるなど、CDデビューの最有力候補と目されていた時期の出来事でした。
当時のLove-tuneメンバー一覧は以下の7名です。
- 安井謙太郎(最年長・ボーカル/MCの中心)
- 真田佑馬(ギター・俳優としても実績多数)
- 諸星翔希(アルトサックス・ムードメーカー)
- 森田美勇人(ベース・ファッションセンスと長身ダンス)
- 萩谷慧悟(ドラム・音楽的支柱)
- 阿部顕嵐(ボーカル・圧倒的なヴィジュアルと主演級の華)
- 長妻怜央(キーボード・最年少の愛されキャラ)
人気絶頂にあった彼らがなぜ突如として表舞台から姿を消し、全員退所という前代未聞の選択に至ったのか。その背景には、事務所の歴史の転換点とも言える制度改革がありました。
7ORDERがジャニーズを辞めた最大の理由|「専属契約書」を巡るトラブルの真相
ファンの間で「セブンオーダー ジャニーズ 辞めた理由」として最も広く知られているのが、2018年初頭に持ち上がったジャニーズJr.専属契約書を巡るトラブルです。
それまでジャニーズ事務所では、CDデビューを果たしていないジャニーズJr.との間で明文化された個別の専属マネジメント契約書を交わす慣例がほとんどありませんでした。口頭での了解や慣習に基づいた活動が長年続いていましたが、事務所のコンプライアンス強化や体制移行の一環として、Jr.全員に対して統一の契約書面を取り交わす方針が打ち出されたのです。
提示された契約内容には、活動の拘束条件や将来的な権利関係、給与体系などが含まれていました。他のJr.グループの多くが即座に署名・捺印するなか、Love-tuneのメンバー7人は「一度持ち帰り、内容をしっかり精査したい」「将来の活動方針について納得のいく話し合いを重ねたい」として、その場でのサインを保留しました。
彼らにとってそれは、自分たちの将来と活動のあり方を真剣に考えた上での正当な権利行使でした。しかし、強固な統制と前例踏襲を重んじる当時の事務所上層部にとって、一斉に契約保留を申し出た彼らの姿勢は「反抗」や「不服従」と受け取られてしまったのが、この問題の決定的な引き金となりました。
メディアから姿を消した空白期|「干された噂」と退所までの時系列
契約保留以降、グループを取り巻く環境は一変します。ファンの間でも「明らかにメディアから干された」と囁かれるほど、彼らの露出は急速に奪われていきました。
まず、毎年春の恒例イベントであったシアタークリエ『ジャニーズ銀座2018』の出演者ラインナップからLove-tuneの名前が消滅。レギュラー出演していたNHK BSプレミアム『ザ少年倶楽部』でもパフォーマンス機会が目に見えて減少し、雑誌のグラビアやインタビューからも徐々にフェードアウトしていきました。
契約関係をめぐる話し合いは水面下で続けられたものの、双方の溝が埋まることはなく、最終的に全員が退所という道を選ぶことになります。発表から完全離脱に至るまでのタイムラインは以下の通りです。
- 2018年1月:事務所からジャニーズJr.専属契約書が提示されるも、7人はサインを保留。
- 2018年3月:横浜アリーナ単独公演を開催(事実上、ジャニーズ所属として最後の大型ライブ)。
- 2018年春〜秋:露出激減。仕事がほぼゼロに近い状態が続く。
- 2018年11月30日:事務所公式サイトにてメンバー全員の退所が発表。同日付で真田佑馬、諸星翔希、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央の5名が退所。
- 2018年12月31日:森田美勇人が退所。
- 2019年3月31日:出演映画の公開控などを理由に残っていた安井謙太郎が退所し、全員の離脱が完了。
契約書へのサインを拒否したことへの懲罰的措置だったのか、あるいは方針不一致に伴う自然なフェードアウトだったのか。公式な見解は明かされていませんが、事務所主導のマネジメント体制と、自立的な表現を求めたメンバー側の思惑が真っ向から衝突した結果であったことは間違いありません。
阿部顕嵐・安井謙太郎ら主要メンバーが語った「独立への決断と葛藤」
グループの舵取り役だった安井謙太郎と、看板俳優として期待を集めていた阿部顕嵐。この2人の動向は、グループの行方を決定づける大きな要素でした。
当時、阿部顕嵐はドラマ『近キョリ恋愛〜Season Zero〜』で主演を務めるなど俳優としての評価が極めて高く、個人として事務所に残ればソロでの活躍が約束されていた立場でした。しかし阿部は、個人の栄達よりも「この7人でエンターテインメントを創り上げたい」というグループの絆を最優先し、退所を選びました。
一方、最年長として事務所幹部とのタフな対話を一手に引き受けていた安井謙太郎も、退所にあたって極めて重い覚悟を背負っていました。安井は後年のインタビューなどで、当時の決断について「誰か一人でも欠けたら意味がないと思っていた」「自分たちで作詞作曲をし、演出を考え、ファンに直接届ける責任を持ちたかった」と述懐しています。
契約に縛られて表現を制限されるくらいなら、不確実な未来であっても自分たちの足で立つ道を選ぶ。安井の揺るぎないリーダーシップと、それに呼応した6人の覚悟が、7人全員での独立という劇的なドラマを生み出しました。
7ORDER結成からメジャーデビューへ|日本コロムビア移籍と独自の快進撃
安井の退所からわずか2か月後の2019年5月、7人は「7ORDER project」の立ち上げを発表しました。YouTube生配信を通じて活動再開を告げると、SNS上では関連ワードが世界トレンド1位を獲得。彼らを待ち望んでいたファンの熱量が爆発しました。
独自のプロジェクトを立ち上げた彼らは、地上波テレビに頼らない新しいエンタメビジネスを構築していきます。自主プロデュースによる舞台公演『7ORDER』を皮切りに、音楽制作、アパレルコラボ、ライブツアーなどを精力的に展開。旧事務所を離れたタレントに対する「見えない圧力」が囁かれていた時代にあって、自前のプラットフォームを軸にファンコミュニティを広げていきました。
そして2021年1月13日、7ORDERは日本コロムビアから1stアルバム『ONE』およびLIVE Blu-ray / DVDを同時リリースし、念願のメジャーデビューを果たします。老舗メジャーレーベルである日本コロムビアとタッグを組んだことは、彼らの音楽性と実力が業界内で正当に評価された証となりました。大手事務所の後ろ盾を失っても、確かなスキルとファンの支持があればメジャーシーンの第一線で戦えることを、彼らは自ら証明してみせたのです。
森田美勇人の脱退理由と現在の活動|6人体制となった7ORDERの現在地
順風満帆に見えた7ORDERですが、2023年6月、ファンに再び大きな衝撃が走ります。ベースおよびダンスの要であった森田美勇人がグループを脱退することが発表されたのです。
森田美勇人の脱退理由は、自身の表現活動やアート、ファッション分野を中心としたクリエイティブワークへの専念でした。アイドル・アーティストとしての集団行動から離れ、一人の表現者として自身の世界観を深く追求したいという強い意志による前向きな決断でした。
退所時のような軋轢は一切なく、残るメンバーも森田の背中を温かく押し出しました。脱退後もメンバーが森田の個展やプロジェクトに言及するなど良好な関係は継続しており、「7人で始まった物語の尊さ」を大切にしながら、それぞれが大人としての表現へと歩みを進めています。
6人体制(安井謙太郎、真田佑馬、諸星翔希、萩谷慧悟、阿部顕嵐、長妻怜央)となった7ORDERは、バンドとダンスのクオリティをさらに研ぎ澄ませ、全国ツアーや音楽フェスへの出演、メンバー個々の舞台・映像作品への出演など、現在もマルチなフィールドで快進撃を続けています。
【セブンオーダー ジャニーズ 辞めた理由】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Love-tuneが全員一斉に退所したのはなぜですか?
A1:最大の要因は、2018年1月に事務所から提示されたジャニーズJr.専属契約書の内容を巡り、メンバーが即時サインを保留したことで事務所側との関係が悪化したためです。活動の自由度や将来のビジョンについて納得いく対話を求めた結果、足並みが揃わなくなり、7人全員で事務所を出て自立する道を選びました。
Q2:契約書にサインしなかった具体的な理由は何だったのですか?
A2:提示された契約内容に縛られることで、自分たちが目指すセルフプロデュースの音楽活動や自由な表現が制約される懸念があったためとされています。決して事務所と敵対することが目的ではなく、「持ち帰って熟考したい」という正当な申し出でしたが、前例のない保留姿勢が事務所側に受け入れられませんでした。
Q3:退所後にテレビから「干された」というのは事実ですか?
A3:退所発表前の2018年春からすでに『少年倶楽部』や雑誌等への露出が極端に制限されていました。独立後もしばらくは民放キー局の主要音楽番組への出演は叶いませんでしたが、舞台や自主ライブ、ネットメディア、ローカル局の冠番組などを軸に着実にファンを増やし、2021年には日本コロムビアからメジャーデビューを果たすなど、独自のルートで成功を収めています。
Q4:森田美勇人が脱退した理由はグループ内の不仲ですか?
A4:不仲による脱退ではありません。森田自身のデザイン、アート、ファッションといったクリエイティブ領域への強い関心と、個人としての表現活動に専念したいという意向をメンバー全員が尊重した上での円満な脱退です。脱退後もお互いの活動をリスペクトし合う関係が続いています。
まとめ:逆境を乗り越え新たな道を切り拓いた7人の軌跡
「Love-tune」から「7ORDER」へ。彼らがジャニーズ事務所を辞めた背景には、専属契約書という現実的な制度変更を前に、自らのアイデンティティと7人の結束を貫いたという明確な理由がありました。
巨大事務所のレールを外れることは、当時の芸能界において極めてリスクの高い賭けでした。しかし彼らは、理不尽な状況に屈することなく、セルフプロデュースという武器を手にして荒波を乗り越えてきました。
森田美勇人の脱退を経て形を変えながらも、彼らが切り拓いた「事務所に依存せず自立して道を拓く」というロールモデルは、後進のボーイズグループやアーティストたちに多大な勇気を与え続けています。自らの意志で選んだ場所で輝き続ける彼らのエンターテインメントは、これからもファンを魅了し続けるはずです。 (出典: セブンオーダー ジャニーズ 辞めた理由(Yahoo!ニュース))